埼玉医科 化学の傾向と対策

埼玉医科大学化学傾向と対策_

埼玉医科大学 化学の傾向と対策

皆さんこんにちは!

医学部特訓塾化学担当の本田です。

YouTubeの「医学部特訓塾チャンネル」でも述べたのですが、

動画を見るのは難しいので文字情報にしてくれ!という声が塾生からあったので、

埼玉医科大学の化学について傾向と対策を書いてみます。

 

埼玉医科大学 合格ラインと分析

埼玉医科大学はほぼ毎年、医特塾から複数の合格が取れる大学なので

卒業生達の再現答案などを採点した経験から「合格ライン」だとか

「どうやって試験に取り組めばよいのか」ということを分析します。

(1)19年前期について

合格ラインは70%です。

第1問は、アルミニウムに関する基本的な知識問題を聞く問題です。

計算問題もあるのですが融解塩電解の陽極の反応について

式を立てれば良いのでセンター試験に毛が生えたような問題です。

特に対策は不要だと思います。

第2問の問1は今年のセンター試験にも出た三態変化のグラフの問題です。

特に難しくありません。

第2問の問2「蒸気圧」に関連する問題で、

業界大手の予備校では、「合否を分ける問題」と言っていましたが

合格者の答案上では、この問題は、つまみ食いして深入りを避けていました。

確かに予備校講師としては良い問題だから受講生諸君には解いて正解して欲しい気持ちですが、

合格点の70%を確保するためには与えられた表を解析したり、

グラフに書き込みをするかまたは、選択肢を代入していくか

の作業を要する問題が後半にあり比較的時間のかかるこの大問は

後回しにするのが正解だったと思われます。

実力のある受験生が落ち着いて解けば解ける問題ですが、

試験中だと焦ってしまい問題文とグラフが頭に入ってこない恐れがあります。

医特塾からの合格者は、

「この問題はいったん飛ばして第3問の有機に行って残り時間に戻ってきて解いた」

と言っていました。

第3問は有機でした。

基本的な出題。落ち着いて満点とりたいところです。

19年前期の試験は第1問→第3問をやって余った時間で、第2問をやれば

7割キープは十分可能だったと思います。

強気になりすぎて第2問に突っ込んでいくと焦って失敗してしまったかもしれませんね。

(2)19年の後期について

合格ラインは60%でした。

埼玉医大は実際の入学者のほとんどは

前期の正規合格者ではなく後期合格者やセンター合格者、繰り上がり合格者

だといわれています。そんなこともあり、後期の合格レベルは前期よりも下がる傾向にあります。

だから合格ラインも60%と下がっています。

第1問は無機化学の小問集合でした。

この程度の問題ならば、1ミス程度でしっかりと守りたいところです。

第2問は浸透圧の出題でした。

前期の第2問の「蒸気圧」と同様に重厚な問題ですが、時間をかければ解ける良問です。

しかし、ここは勝負に出ずに第3問の有機に行くのが利口。

医特からの合格者は皆、第2問を飛ばし第3問に行き、その後第2問に戻ってつまみ食いしていました。

「できるのは分かっているけど時間がかかりそうだったので、飛ばしました」

と合格者は言っていました。教師としてはちょっと残念ですが、それでよいと思います。

きっと医専大手の予備校なら、「合否を分ける問題」と言うのでしょうね(笑)。

こんな戯言に乗せられてはいけません(笑)。

第3問は有機。

これは基本的な出題ですから満点通過したいですね。

繰り返しになりますが、埼玉医大後期の合格者のレベルはさほど高くないです。

だから、第1問や第3問の様なセンターに毛が生えた程度の問題

をしっかりと高得点通過して、第2問の重厚な理論問題を解けばよかったですね。

(3)18年の前期

合格ライン70%でした。

第1問は「無機」と「熱化学」でした。

第2問は「酸化還元」・「反応速度」

第3問は「アミノ酸」で「電気泳動」や「等電点」を扱う典型問題です。

いずれも難易度はさほど高くないけれど、

ちょこちょこ間違ってしまうので、結果としては7割取れれば良いと思います。

この年度は、あまり重厚な出題はなかったです。

ちなみに「アミノ酸」の問題は私のYouTube講義でもしっかり扱っているので

是非視聴しておいてくださいね。

(4)18年の後期

合格ラインは60%でした。

第1問は無機化学からの出題

第2問は「熱化学」からの出題

第3問は「油脂」でした。

油脂が出題されると比較的大問化しやすいので今年の埼玉医大に即出る訳じゃないけど

しっかりと対策して欲しいと思います。

(5)17年の前期

合格ラインは70%です。

第1問は「溶解度」、「金属イオンの分離」という

高得点が望まれる出題でした。

溶解度も特に難しい議論ではないのであっさりと解ききることが必要です。

第2問は「炭酸のpH」でした。

弱酸のpH,緩衝液のpH、塩の加水分解

という典型問題しかやりこんでいない受験生にとっては、

難しい問題に見えたかも知れませんが、丁寧に問題に従って解いていけば割と得点できる問題です。

しかし、2019年と同様にこの問題に深入りするよりも

第1問の次は第3問に行き、余った時間で第2問を解いた生徒が勝っています。

第3問は「糖」の出題でした。

糖のメトキシ化の問題はもはや超典型問題ですから、大問化されず

小問として必勝設問になっております。

だから私のYouTube講義でもう一度復習しておいてほしいジャンルです。

出題の分析はこの程度にしますが、一か八かの大ヤマを張るならば

第2問の理論の大問には

「溶解度積」(硫化水素が絡む溶解度積・モール法)

「気体の溶解度」・「COD」(ブランクテスト)

もしくは、

弱酸のpH、緩衝液のpH、塩の加水分解から、

さらに「炭酸ナトリウム」や「炭酸水素ナトリウム」のpHまで言及する問題

辺りでしょうか。単なるヤマかけですから当たらなくても怒らないでくださいね!

第3問には「ペプチドを構成するアミノ酸の配列を特定する問題」

あたりを対策しておくとよい気がします。これまた単なるヤマ当てですから

当たらなかったらごめんなさい(笑)ヤマは当たらない確率の方が高いですから、話半分にね。

ということで参考になったら幸いです。

ま、そんな感じで。

See you !