2017年11月9日
おはようございます。
今朝の東京は北風が強いですね。
週末は寒いのかな?
化学担当の本田です。
皆さま、ご機嫌麗しゅう…。
昨日のセンター演習では
成績上位者にMさんが突如現れました。
毎年そうなんですが、
コツコツと頑張っていると突然成績が伸び始める生徒が現れます。
まあ、先週あたりから、
その予兆があったので驚きはしませんでしたが…。
私の強み?は
生徒の成績がほぼすべて頭に入っていること。
毎週のテストゼミやらセンター演習やら過去問演習やらで
点数を自ら管理していますから
自然と覚えてしまうのですね。
誰がどこが弱い、だけではなく
こういう感じの問題になると点が下がる、
なんて傾向もだんだんわかってきます。
だから、意図的に苦手なものをぶつけてみたり
アドバイスをすることもあるのです。
まあ小さな小さな規模の塾だからできる職人芸。
大きくなったらできませんから、
大きくはしません!
大切な生徒一人ひとりの状況が
きっちりアタマに入らないような規模で仕事をするのは
好みではないので
今のまま。新規生の募集は16名限定でいきます。
まあ塾も狭いしね(笑)。
規模が大きい塾を批判しているのではないですよ。
私の良く存じ上げている代表が運営されている予備校は
業界でも大手に属するのですが
数店舗を回し塾生約100名を誇ります。
学費がかなり高めで、個別まで合わせると
年間約1000万くらいとっている予備校で
(ウチの3倍近いな…凄い営業力だ!)
それはそれでビジネスマンとしては
尊敬!以外の何物でもありません。
ただ、私には向かないだけなんです。
私は純粋な経営者ではなく
現場の教師ですから、
一人ひとりの事情を分かったうえで
じっくりと向き合いたいのです。
実は特訓塾にも
なかなか授業に来れない生徒が数名います。
普通なら無視して終わりなんでしょうが、
私には、いや、私達には、どうしても見捨てられない。
いつ戻ってきてもいいように
欠席ボックスの中には
休んだ時の教材がすべて入っています。
本当は合格保証制度適用外の出席率なんだけど、
保障制度をどうにか無理くり適用させて
何年かかってでも
塾に通える生徒に変えてあげて
勉強と向き合わせ、できることなら医学部に進学させてあげたい。
自分の弱さを嫌というほどかみしめている生徒だから
立ち直れれば滅茶苦茶良い医者になれるかもしれない。
だから、じっくり、じっくり待ちたい。
そんなことを考えているから
大手化は無理なんですね。
まあ、会社としての経営は
グループ企業として別の教育コンテンツの販売をしたりしているので大丈夫なんです。
だから、自分たちが現場に立つこの仕事だけは
想いを譲れない。
だから、昨日も
生徒の成績が上がったから
一喜一憂してこの記事のタイトルになった訳です。
まあこんなへんちくりんな塾が1つや2つあったって良いんじゃないかと
思っています。
こういうのが嫌いなら大手に行けば良い。それだけですから。
まあ今日もがんばりますわ。
ま、そんな感じで。
See you!