今やるべきことは、基礎学力の完成です!

今やるべきことは、基礎学力の完成です!

医学部受験生の皆さん、おはようございます!

炎の医学部合格請負人こと

医学部特訓塾、化学担当の本田です。

皆様、ご機嫌麗しゅう・・・

昨日からの雨が朝も降り続き

今朝はかなり寒く感じましたね。

あと一週間もすると「立冬」ですから

寒いのも当たり前か・・・・

共通テスト100日前!

と書いたのが10月10日。

そこから20日過ぎました。

あっという間に受験直前期になってしまいますね。

こんなことを書くと

焦ってるんだから、やめてくれー!

と言われそうですが、やり方を間違えなければ大丈夫です。

まだギリギリ間に合います。

昨日、現役生向けに

この時期は共通テスト対策みたいなことを

やればよい

と書きましたが、

この時期、焦ってジタバタしがちですが

先ずは基礎力を完成させることが重要です。

旧センター試験のような基本を問う問題で

9割取れるようになることが

じつはものすごく重要で、

医学部入試は難しい問題が出るから・・・

と難しいものばかりに手を出したくなると思いますが

それは先入観です。

良く過去問を研究してみて下さい。

慈恵や日医、防衛医大は別ですが、

杏林にしろ、北里にしろ簡単な問題ばかりなんですよ。

昨日は過去問演習で今年の北里の問題を

やらせましたが、

解説をしていて

全部テキストに執筆した内容を越えていないし

正誤判断も丁寧にやれば、受験生の知識量でも

必ず正解に至る根拠があるよね・・・

と感じました。

私は初見で解説をしましたが、

特に、「??」というところもなく

穏やかな気持ちで制限時間内に

解説まで出来る程度の問題でした。

確かに医学部入試の問題の中には

難しいものも出てくるので、

授業の中ではある程度難しい問題も扱わざるをえません。

しかし、そんな問題ばかりやっていたら

基礎がおろそかになってしまうので

医学部特訓塾では

居残り演習だとか

範囲指定のテストゼミだとか

7限演習などでは

繰り返し「絶対に出来て欲しい問題」を

やり込ませています。

だから、模擬試験を受けさせて

成績表が返却されると

受講生の半数以上が偏差値70台

なんて、教えているこちらもびっくりな好成績が

出るのです。

模試が返ってくると

「自分は偏差値70超えたのに塾内成績では

結構下の順位になってしまう・・・」

なんてボヤく生徒が必ず出てくるのですが

それは決して難問奇問をトレーニングしているのではなく

当たり前のことを

当たり前のようにできるまで

しつこく、しつこくやっているからです。

今日もこれからやる授業の中で

有機化学の小テストを2枚実施します。

昨日は無機化学の小テストを2枚やりました。

有機無機の知識で満点が取れない様では

基礎学力が固まったとは言えないから

同じテストを1年の中で、何度も何度もやらせます。

これを実直に頑張っていれば

成績は必ず伸びてきます。

だから、医学部受験生の皆さん、

この時期は焦るかも知れませんが

先ずは基礎学力をしっかり固める作業を

勉強時間の過半数以上に割いて下さい。

これまでに予備校でやった問題を

やり直すのも良いし

小テストや復習テスト(が実施されていれば・・・ですが)

のやり直しなんてことも重要です。

現役生の方であれば

学校のテストの見直しなんてことも

意味があるかも知れません。

せっかく長時間費やしているんだから

学校の事も大事にしないと効率悪いですよね?

学校の先生の教え方がイマイチ・・・

とかいう人もたくさんいますが

学校の先生の授業がダメダメなんだったら、

教科書は正しいこと書いているんだから

教科書や学校で配られる問題集を

先ずはしっかりと見直せばよいのです。

その時間に居眠りしたりボーっと過ごすのは

勿体ないです。

私も高校生時代、倫理や政治経済の授業が

退屈だったので、

暇つぶしに資料集を読み漁っていたら

いつの間にか倫理政治経済の知識が

しっかりと頭に入っており

2浪したときにそれまで使っていた世界史が

伸び悩んでいて友人との談笑の中で

「倫理政治経済の過去問やってみたら?

お前だったら結構取れるんじゃないかな?」

と言われて半信半疑にやってみたらいきなり9割取れて

冬から選択科目を変えたら

大成功した、という経験があります。

学校の時間に

出来ることをしておくと意味があるよ・・・

という経験談でした。

(実際には、そんなことで学力がついているとは

夢にも思っていなかったので

1浪までは世界史で受験してました笑)

何はともあれ

基礎をしっかりと固める作業を

頑張って欲しいということです。

ま、そんな感じで。

ごきげんよう!