2019年12月11日
こんにちは!
寒さに弱い医学部合格請負人こと
医学部特訓塾、化学担当の本田です。
皆様、ご機嫌麗しゅう・・・。
今朝、家を出て自転車に乗ってみると
少し暖かい気がしました。
そういえば天気予報で
今日から少し暖かくなると言ってたっけ。
しかし暦の上では7日(土)の「大雪」を過ぎ、
次は22日(日)の「冬至」ですから、
暖かさも一瞬だと思います。
でも、このちょっとだけの暖かさが嬉しいです。
さて、さて・・・・
昨日は、Web授業がありました。Web授業では私は
モニター生の高卒生、高3生、高2生を教えておりますが
色々な面白い質問を頂くことがあります。
今回は復習のタイミングについて聞かれました。
ぶっちゃけ、授業に関しては
分からなかったことがあればその日のうちに復習をすべきであると
私は考えています。
もちろん、高卒本科コースの生徒たちは
毎日、授業内容の確認をされたりして
分からないことがない状態でその日を終えます。
これはとても大事です。
しかし、分かった内容も必ず復習する必要はあります。
はじめてやった内容の場合は2~3日後に軽く見直し
1週間程度後にしっかりと復習をすべきです。
やった直後はある程度記憶で問題が解けちゃうので
本当には分かっていなくても正解できますが
4~5日くらい経つと適度に記憶が薄まるので
本質的に理解できていないと
復習問題をやったりするとできなくなってしまいます。
だから、そのくらい日にちを空けてから
復習をすべきです。
10日以上空けたりすると
完全に記憶が飛んでしまって
復習するのにもう一回改めて学びなおす位の労力が必要になる
場合があるので
1回目の復習は1週間以内をめどにやるべきです。
あとはテクニック的にはなりますが
復習はテスト形式でやると
出来ているかどうかがわかります。
ノートを読み直す
みたいなやり方は
うん,うん,わかってるぞ
と感じることはできますが
分かっていなくても分かった気になってしまうので危険です。
よほど凄い人でない限り
読んだだけでできるようにはならないものです。
だから塾では細かくテストを行うのです。
私などは、しつこい性格なので
テストの解説を行うたびにテキストの該当ページを参照させて
ほら、書いてるやん!
とネチネチ指摘することで
自分はテキストをしっかり読み込めていないのだ、
テキストを読み流すだけでは定着しないのだ、
ということを体感させております。
結局のところ勉強は定着させたもの勝ちですから
しっかりと定着を図ることが重要なのですね。
こういう作業を小学生のころから熾烈な受験勉強を通じて
体得してきている受験生は強い。
過酷な受験というよりは
ある程度、のんびりとやっていてそこそこに勉強して
高校に進学したような生徒さんは
本格的なノウハウが体に染み込んでいないので不利ですね。
医学部だとか東大だとかに進学できる高校は
ほぼ決まっている
と言われるのは、そこに至るプロセスで
勉強のノウハウが体に叩き込まれているか
そうでないかの差も大きいような気がします。
だから、特に「超進学校」ではないような高校に通われている
高校生の方は
早い段階で私たちのような塾で
テスト攻め
にされて、自分の弱点を知り、
しっかりと復習のタイミングを体にしみこませることが
とても重要です。
おっと・・・・
なんだか宣伝になってしまいましたね。
そう、復習のタイミングとそのやり方は
①分からないことがあったら、
それはその日のうちに復習すべき
②とくに分からなかった点がない場合は
数日空けてから復習すると弱点が見えてきやすい
③復習はなるべくテスト形式にすると良い。
漫然とノートを読み直しても弱点は見えてきにくい
ということです。
そして復習は何度も繰り返すことが重要です。
医特では年間に3回~4回は
同じ内容を繰り返し学びます。
大事なことを何度も何度も復習させることで
学習内容を定着させる。
これは勉強の基本中の基本です。
よく、理解力がものすごい生徒が
ちょっと理解力に劣る生徒に年度の終わりごろに大逆転
されてしまうことがあるのですが
理解力がものすごい生徒は
一度聞く良く分かってしまうので
復習の必要性が感じられないのです。
高校受験程度の分量であれば
それでも軽く通過できるのですが
大学受験のような膨大な量の勉強を要する戦いでは
復習なしで勝ちきれるものではありません。
だから、理解力の高い生徒こそ危険なのですよ。
俺は一回聞けば分かるから!
という人は最後の最後で痛い目に合うかもしれません。
だから、
復習は必ずやってくださいね。
ま、そんな感じで。
See you !