2019年11月6日
おはようございます。
寒さに負けない強い心と体!
医学部特訓塾化学担当の本田です。
皆様、ご機嫌麗しゅう・・・。
昨夜、同業の知人から電話を頂きました。
なんで医系予備校ってこの時期欠席が増えるんだろう・・・
そんな愚痴を聞かされました。
直前までやっていた居残り演習にいつものメンバーが全員出席していた
なんて私の口からは言い出せぬ雰囲気(笑)。
でも分かる気がします。
今年は出席率がほとんど落ちませんが
それでも、生徒を観察していると
メンタル怪しいな・・・・
という生徒はチラホラみつかります。
医学部入試が近づいて
メンタルが不安定になる生徒が現れること自体は
珍しいことではありません。
だいたいメンタルが崩れる前には
体調不良がやってきます。
こころが折れる
ということはなかなか自分では認められないので
体が先に悲鳴を上げて
心の代わりにお知らせをするのです。
ちょうど寒くなるタイミングですから
単なる風邪
を装って体調不良がやってきます。
でも
実はメンタル面が壊れ始めている
お知らせを体が必死に伝えようとしているのかも知れません。
その証拠に
合格を果たして医学部生になったとたん
この時期に連絡をしても
かつて秋口に体調不良を訴え続けた子が
ピンピンしている
ということがほとんどです。
受験生のメンタルを守る方法は
ただ一つしかありません。
それは必死に勉強すること。
ただし、単に長時間やるとかではなく
手応えのある勉強をすること
でなければなりません。
例えば今日単語を30個覚える
と決めたら30個を完全に覚えきらなければならないです。
テストを受けたら29個しか正解しなかった
みたいな精度ではダメ。
100%30個中30個覚えられたぞ!
という状態で1日を終える必要があります。
数学の問題集をやって
解けなかった。
だから解説を読んだ
そこまでは良いですよ。
でも解説を読んで
分かったような、そうでないような・・・
という状態で終えるのが最悪。
それじゃ、数学の問題をやった時間が
何の身にもなっていない時間になってしまう。
こういう中途半端な時間を積み重ねると
自分自身がそれを一番わかっていますから
ダメな一日を過ごしている
と気づいてしまいメンタルが崩壊に向かうのです。
予備校に通っているのであれば
分かるまで聞く。
聞いてわかったら
それをしっかりとノートなどにまとめておく。
ちょうど今の時間(水曜日の朝9時過ぎ)
私がこの原稿を打っている間
生徒は
範囲指定の有機・無機のテストゼミ
を受けています。
範囲が指定されているのであれば
昨夜とか今朝でもいいから
必死にその範囲を覚えなおす。
そしてテストを受ける。
テストを受けたらもう一回同じテストをされたら100点取れるように
復習する。
来週、同じ試験をやれば半笑いで100点取る。
そういう精度で一日を過ごせば
心が壊れることはありません。
他学部であれば
今流行りの「身の丈に合った」大学を探して
そこに進学すればよいけれども
医学部は一番簡単なところでも偏差値が62.5以上。
62.5の偏差値の人が10回受験すれば
5回しか受からない試験です。
だから総合偏差値65くらいになれないと
安心して合格できない。
結構過酷な試験です。
だから
身の丈に合った試験を選んで受験する
という戦いが選べない。
成績を上げるしかない。
やるしかないのです。
しんどいよね。
知っています。
高々20歳そこそこの若者が
頭で理解して正しく行動することが
なかなかできないことを知っていますし
メンタルをコントロールすることも
生活のリズムを整えることも
難しいことは知っています。
でも、この戦場に足を踏み入れてしまった以上
やるしかないのです。
医師になるということは
そういう強さやしたたかさを身につけなければならない。
やるしかないのです。
繰り返しますが
意味のある勉強をしてください。
中途半端な勉強はやっていないのと同じです。
いいんですよ。
5年でも10年でもやり続けられる自信があるのであれば
そんないい加減な勉強でも
いつか花開きます。
学習量が蓄積すればいつかは合格ラインに届くでしょう。
でも、私はそういうのはお勧めしない。
さっさと合格して次のステージに進んでください。
あなたが医師を目指したということは
あなたには救うべき人がいるのです。
その人々を待たせてはいけない。
1年でも早く医師免許を取り
救うべき人を助けてください。
医師として活躍する未来を手に入れるために
心を強く持ち
確かな一日を過ごし、
確かな勉強をして、
心の平安を作り続け
受験を突破してください。
やるしかない
当たり前だけど
その言葉を贈ります。
ま、そんな感じで。
See you !