忘れてはならないこと 

忘れてはならないこと 

今日は1月17日。

平成7年の阪神淡路大震災から23年が経ちました。

私はすでに阿佐ヶ谷の地で大学受験の指導を開始しておりましたので

東京にいて被災は免れましたが、

実家は地震の直撃にあいました。

 

幸い両親はケガをすることもな助かりましたが

家財道具は滅茶苦茶になり、

自営業をしていた父は仕事先を大幅に失い、

私は両親を東京に呼び寄せ、実家を東京で復活させるべく奔走しました。

 

私東日本大震災の際に

福島県で学習塾を営んでいた友人を助けるために

兵庫県に塾を作ってやり、住居から何から全てを援助しサポートしたのは

そういう経験が元となっております。

被災者を放ってはおけない…

それが全ての行動の根本にありました。

 

友人に任せた塾を支えるため

私自身が毎週、週の後半に兵庫県に赴いていたこともあり

2012年から3年間、医学部特訓塾は神戸教室を出すこととなりました。

実質的には友人に任せた塾が軌道に乗るまでの

運転資金を私達が作って援助していたのです。

 

もともとほとんどを専任講師で回していた

医学部特訓塾でしたが

神戸校を出したことで時間講師を増員し授業を回したのですが

結果的に面倒見の質が低下したことを感じ

やはり医学部特訓塾は1教室であるべきだと痛感したため

3年間で生徒の進学を見届けて神戸校を終了いたしました。

 

面倒見の質を回復させるために

2015年からは様々な改革をして参りました。

小柏先生、池谷先生、里見先生といった

神戸の校舎にも出張していた先生達は

東京の校舎に集中できるようになりました。

私自身も徐々に関西の校舎での出講数を減らすことができ、

2016年の秋からは完全に東京の校舎のみの指導となりました。

 

塾生の質も徐々に変化してきたので

その変化に対応する必要も出て参りました。

そこで改革を毎年積み重ね、

医学部特訓塾のシステムはドンドンと向上しております。

だから昨年度は、1次試験合格率100%という

驚異的な記録を打ち立てることができたのだと思います。

 

さらに2018年度からは

毎週火曜日の夜は、

医学部特訓塾名物の数学「居残り式特訓」のエッセンスを取り入れた

「居残り式特訓」の化学バージョンを実施することとなります。

 

バランスの良い指導はもちろん重要ですが

絶対的な得点力のある科目を生徒に手に入れさせることも

入試を勝ち抜く上では必要不可欠であるという思いから

居残り式特訓の化学バージョンをスタートすることにしました。

 

従前のカリキュラムに加え、

毎週の授業内容や身に付けて欲しいテーマごとに

毎週、居残り式特訓を実施し

自分自身のチカラで正解が出せるまで徹底的に鍛え上げるという

演習の時間を毎週火曜日に実施致します。

もちろん、この時間帯を使って、質問のある生徒は

私に心いくまで質問をすることもできます。

 

まだまだ改革は続きます。

よりよい指導ができるよう医学部特訓塾は進化し続けます。

 

大きな災害を乗り越え生きている私達は

一所懸命全力を尽くし続ける責務があるのだと

私は考えています。だから、まだまだ休んでいるわけにはまいりません!

 

 

今日は1月17日ということもあり

いつもとはちょっとテイストの違う話を書いてしまいました。

 

 

 

ま、そんな感じです。

See You!