2020年6月5日
昨日は、自校開催で
共通テスト模試を実施致しました。
都の自粛要請から２か月。
初めて塾生が一堂に会しました。
とはいえ、「密」を避けるため
教室を２つと自習室を使い
塾生同士の間隔をあけ
感染防止策に努めた上での実施でしたから
塾生同士がみんなで和気あいあいに
話で盛り上がる
という感じにはならなかったです。
しかし、
ずーっとWebで受講してくれていた生徒たちと
直接顔を合わせることができたことは
とても嬉しいことで
生徒に会えることの嬉しさって
こんなに大きいんだなあ
と密かにしみじみと喜びを噛みしめておりました。
球技大会とか
医特ならではの行事も
開催できない状況で
特にWebで受講している生徒たち同士は
友達ができにくいなあ
と思っていたら
意外にも
オンライン受講生同氏は
顔と名前が一致していて
お互いに話ができていて
ちょっとホッとしました。
逆にオンライン受講している生徒は
教室にきて受講している生徒の
顔が見えないので
教室にずっと来ていた生徒と
オンラインのみの生徒の接点が
全くないということに気付き
驚きました。
そして
実は体験授業もオンラインで
入塾手続きは郵送で行い
画面を通してしか会ったことが無かった
高卒本科の生徒に初めて
「生」で会った時に
開口一番
「先生、意外に小さいんですね」
と言われたことが衝撃でした。
僕は身長１７０ｃｍに至らない
小さな体で
そんなことみんな知っているのだと思っていたら
オンラインだけで僕を見ている生徒は
僕をもっと巨大だと感じる傾向にあるらしく
実は昨年のオンライン受講生にも
入試の時に東京に来てくれて
顔を合わせたときに
やはり同じことを言われたことを思い出しました。
はい。
僕は本当は小さいんです。
小さいこの体で
無差別の空手の試合に出場しております。
稽古の時から
基本的に対戦する相手は、
自分より体格の良い相手なので
相手が自分より大きいことが普通なので
僕はあまり違和感がないのです。
この体格で
この年齢で
自分より大きい相手と互角に渡り合うことが
自分の空手家としての生き様なのです。
体格に恵まれないから
人一倍努力し
人一倍考えるのです。
だからここまで来られたのだと思います。
空手を始めて出会った仲間たちは
僕よりも資質に恵まれた人ばかりでした。
しかし、同じころ空手を始めた仲間内で
僕よりも段位が上の人はいません。
体格に恵まれず
体力もなく
年を食った僕が
一番可能性が低かったのに
その僕が今は指導を任される立場にあり
全日本選手権にも出してもらえる状況なのです。
だから敢えて言いたい。
未修科目があること
確かに不利です。
苦手科目が多いこと
間違いなく大変です。
でも、それを乗り越えたところにある合格は
超進学校に在籍しているエリートたちの合格に
勝るとも劣らない価値があり
そんなあなたの合格は
それ自体が
次に続こうとする人々の大きな希望となり
あなたが社会を明るく照らす灯となれるのです。
だから苦しい状況を誇りに思ってください。
苦しい状況を言い訳にするのではなく
これを乗り越えることで得られる
大きな大きな価値を信じ
ちょっとくらい苦労したって
回り道したってかまわないと割り切って
頑張って下さい。
僕は空手で１勝するまでに３年以上の月日をかけました。
そんな僕が今、空手の世界では
指導する立場なのですよ。
振り返れば１勝もできなかった時代の
情けない姿こそが
私の稽古に来てくれる生徒さんたちの
大いなる希望にすらなっているのです。
だから未修科目のある苦労
私達が分かち合います。
だから踏ん張って下さい。
苦手科目が多い苦労
私達が支えます。
だから頑張り続けてください。
上手に取捨選択しながら
戦略的に勉強していきましょう。
相談なんていくらでも乗ります。
いつでも励ましてあげます。
僕だって高校で数Ⅲ未修でした。
高２の時に文系クラスを選択したんですよ！
でもちゃんと理系として
東京大学に合格しました。
ちょっと回り道したけどね（笑）。
だから自分の目標に向かって
頑張りましょう！
久々に良いこと書いた気がする笑
ま、そんな感じで。
See you !
