量は質を凌駕

量は質を凌駕する

おはようございます!

炎の医学部合格請負人こと

医学部特訓塾、化学担当の本田です。

皆様、ご機嫌麗しゅう・・・。

最近、ネットに流れている

いいかげんな情報に

振り回されている受験生の話をよく聞きます。

先日も他校の先生と

お話をしていて

またその話か?

とあきれたものです。

例えば、

授業は無駄だ

とか

一日の勉強時間は6時間が最適

そんなことを言っている動画があるそうです

まあ、ゴミクズ情報を信じて

失敗するのはその人の自由ですが

ネットなどで受けるためには

極端なことを言って

目立つ必要があります。

そして自説を展開するのに都合の良い

データを用いるというのが

常套手段なのですが

純粋な受験生は

そういった言説に

振り回されがちなんですよね。

私自身、

空手の指導もやっているので

分かるのですが

例えば

空手の組手などは

そこそこの強度でやれば

30分も続けることは不可能ですが

トップ選手で

一日の練習時間が

1時間そこそこ

なんて人はいません。

トレーニングも含めれば

3~5時間くらい

練習をするものです。

当たり前です。

トップ選手になろうと思えば

必然的に量をこなす必要があります。

勉強の場合

勉強し過ぎて故障はしませんので

必要な分はやるべきなのです。

6時間以上は無駄

というのは

6時間マックスで集中できる人の話だったり

スタートラインの学力が同じ人の話です。

だいたいそういうこと言う人は

自分自身が高学歴だったりします。

要するに資質が高いのですよ。

資質に劣る人間が

資質で上回る相手に勝つためには

やはり量をこなすことは必要です。

受験スタートの時点で

開成高校出身の生徒と

ごく普通程度のレベルの高校出身の生徒では

持っている基礎学力が雲泥の差です。

開成出身の生徒にとっては

常識であることが

そうでない高校出身の生徒には

未知の話だったりすることが

山ほどあります。

その差を埋めるためにも

沢山の問題に当たったり

することは必要で

マックスの集中が続かなくなっても

その日にやったことを

多少集中度が落ちても

反復しておくことは

意味のあることだと思います。

まあ、そもそも

長時間の学習が無駄なのであれば

何故私達の予備校が

資質の高い生徒が集まるはずの

大手予備校の上の方のクラスと

遜色のない合格実績を

たたき出せるのか?

説明がつかないと思います。

量は質を凌駕します。

どの問題集が良いですか?

と聞く暇があれば

あの問題集もこの問題集もやっちゃいました!

の方が正しい行動ですよね?

その方が力が付くことは間違いありません。

もう一つ

授業が無駄?

馬鹿なことを言わないで欲しい。

じゃあ自分で参考書読んで

未修に近い科目をマスターできる自信ありますか?

と聞きたい。

偏差値70の生徒なら可能でしょうが

偏差値50台程度の受験生なら

自力で参考書を理解しようとすることの方が

時間の無駄です。

説明書を読んで

モノを作るよりも

アドバイザーがいてモノを作る方が簡単なのです。

授業とは

そういう良さがあります。

さらに

強制的に進むことで

一定の進度を確保できる

ペースメーカー

としての機能もあります。

なにより

プロが選ぶ問題はやはり

その時期にその生徒がやるべき問題であり

(他校では違うかも知れませんが

少なくとも医特ではちゃんと考えております)

素人の受験生自身が決めるよりも

遥かに効率が良いものです。

とは言え

ヒトには失敗する自由もあります。

私の言うことが信じられないのであれば

是非、宅浪して

参考書で勉強して

苦労してみて下さい。

それでうまくいけば

あなたにとってはそれが正しかったということですし

上手くいかなかった場合は

つぎこそは

私のアドバイスを聞き入れて

予備校に行きましょう。

ただし、その場合、

色々なダメージを負った状態での

再スタートになりますから

恐らく、最初から予備校に行っていた方が

得だったと痛感するようなことが

色々あると思います。

餅は餅屋

なんですよ。

予算が許すのであれば

プロの指導を受けるのが一番手っ取り早い、

これは紛れもない現実です。

もう一度言いますが

ネットの情報には怪しいものが沢山あります。

ほとんどの動画は

再生数を稼いで収益化をはかるため

多くは極端なことを言って

注目を集めようとしているのです。

決してあなたのためを思って

動画を作成しているのではない

ということです。

だから、決してそういう言説を

鵜呑みにせず

何が正しいのかを

冷静に考えましょうね!

ま、そんな感じで。

ごきげんよう!