閑話休題

閑話休題

入試シーズンだったこともあり

ずっと私の受験指導に関する思いだとか
予備校講師としての思いばかり
書いてきました。
たまには息抜きに
私のプライベートの話を書きます。
最近の記事しかご存知ない方には
馴染みがないかも知れませんが、
私は空手を週に1回指導しています。
極真会館荻窪道場
というところで、
毎週水曜日の午後8時半から
11時くらいまで
指導を担当しています。
私は30歳で空手を始め、
この3月に修行歴がまる20年となります。
高校を卒業して以来
運動から離れていましたので
空手を始めた当初は
稽古についていくのがやっとでした。
それが20年後の今では
毎週当たり前のように
指導を担当しているのだから
継続は力なり、ですね。
実は昨夜も指導でした。
私はこの20年間、
体調の良し悪しはありますが、
稽古の時は可能な限り全力で
頑張ってきました。
一本一本の突きや蹴りを
本気で稽古しますから
稽古の翌日は今でも必ず
筋肉痛に襲われます。
頑張ることが当たり前、
になるんですよね。
でも、これは稽古に来てくれる後輩達や
仲間達がいるからこそ、
頑張れるんです。
もっと言うと
道場にいるからこそ
頑張れるんだと思います。
一人で自主練しろ、
と言われたら
ここまで自分を追い込んで
稽古できたりはしないと思います。
仲間の存在と
「場」の力のおかげだと思います。
塾の存在も似ています。
「居残り演習」って過酷です。
出来るまで帰らせない、
なんて指導を毎週されたら
間違いなく辛いです。
でも、
塾生達はそこそこ楽しげにやるんです。
なかには悔し涙を
浮かべて戦う生徒もいますが、
基本的には
何で盛り上がるのか分からないけど
盛り上がって居残りと戦っています。
多分、仲間とどっちが先に終わるかを
競ったり、
一緒に
マジ答えが合わないんだけど!
なんて文句言いながらやるのが
楽しくなってくるんでしょうね。
仲間の存在と
場の力
があるから、
過酷な居残りが平気になるんですね。
個別指導塾
って人気があります。
でも、個別指導はなかなか
奇跡が起きない、
と言われます。
個別指導は苦手科目を攻略するのに
ワンポイント的に使うのには向いていますが、
ぐいぐい引っ張る力に欠けやすかったり、
仲間と競って伸びる力に欠けるため、
少人数指導と合わせてやらないと
結果が出にくいものです。
場の力、だとか、仲間の存在
というのは
目には見えないけど
大きな力になるものなんです。
同様に
私達専任講師の存在も大切です。
塾に行けば必ずいる存在が
教科指導をする人間だと
生徒が頑張りやすいです。
単なる事務長さんみたいな存在が
叱咤激励するのと
教科責任者が引っ張ってくれるのを比べれば
一目瞭然ですね。
閑話休題
というタイトルで
空手の話を書き始めたはずなのに、
結局は予備校とはどうあるべきか?
という内容に変わってしまいましたね。
すみません…
結局は私の興味の中心は
生徒を伸ばす仕組み作りにある、
ということですね…
ま、そんな感じで。
See you !