陥りやすい間違いとは

陥りやすい間違い

おはようございます。

炎の医学部合格請負人こと

医学部特訓塾、化学担当の本田です。

皆様、ご機嫌麗しゅう・・・。

今日はいつもとはテイストの違うことを

書きます。

医特の話題は一切ありません。

医特についてはこの数日

しっかり記事を書きましたので

それを読んでいただければ良いかと。

だから

今日は他校を選ぶ際の

大事な情報についてお伝えします。

とかいって

結局、医特が最高、的な

記事なんだろ?

と思われる方も多いかもしれません。

だから医特については書かないのです。

この時期、

色々なご相談を受けます。

その中で

一番多いのは

基礎学力がないけど大丈夫か?

未修科目があるんだけど大丈夫か?

というような内容です。

ここでは、医特でない他校を

選ぶ際のポイントについて書きます。

多くの場合

苦手科目があるから

授業についていけないだろう

だから心配だ

と考えられてのお話だと思います。

確かに、成績が相当低かったり

未修科目があれば

集団授業についていくのは大変です。

まあクラス分けされて

希望のない下クラスに放り込まれるのが

普通でしょう。

業界大手の中には

受かる見込みがない生徒と

受かる見込みのある生徒で

校舎を分けてしまうという露骨な

選抜をする予備校すらあります。

あなたは今年は無理ですよ、

と言われて一年過ごしたら

モチベーション上がらないですよね。

だから

集団指導をする予備校を選ぶ場合

相当面倒見が良いところを見つけられない限り

失敗に終わるケースは多いです。

だから

あなたの「運」が試されます。

良いところと出会えることを

お祈りします。

では

個別はどうなんだろう?

それはアリです。

けれども一概に個別と言っても

個別指導は選び方が難しいです。

予備校業界で

使えない2流、3流の講師が

行きつく果ては

個別指導大手

なのです。

優秀な先生は

集団指導塾が手放しません。

業界大手の個別指導校は

凄まじいほどの広告を打ちますし

校舎数も驚くほど多く

何千人も生徒を集めるので

先生がたくさん必要です。

だから、

カスみたいな先生も採用されます。

だから先生の当たり外れが大きい。

ここで体験授業を受けて

分かりやすければ良いじゃん!

と考えるかもしれませんが

1対1の体験で

分かりやすくできない講師は

カスの中のカスであり

さすがにそんな人はまずいません。

ぶっちゃけ、1回の体験をよく見せる程度なら

その辺に転がっている

アルバイトの学生さん(医学生とかじゃなく)

でも出来る仕事です。

大事なのは

一年を通じ、合格ラインを見据えて

指導できるかどうか?

なので、

個別指導で良い先生かどうかを

見抜くことは難しく

業界大手の個別指導校に行くことは

実はかなりの博打です。

博打と言えば

武●塾の社長が違法賭博で辞任

しましたね(笑)。

彼は金儲けは上手かったけど

教育者ではないということです。

おっと話がそれました。

私としては

そんな博打を打つくらいなら

業界大手の個別は選ぶべきじゃないと思います。

そもそも業界大手の個別指導校で

評判の良い先生は

2年目、3年目の生徒に

早々と押さえられてしまっていますので

今頃から動いても

そういう良い先生には空きがありません。

かなりの高確率で

ドボン

を引いてしまいます。

さらに

個別指導だけだと

1年でカリキュラムが終わらなかったり

なんてことはよくあるんですよ。

ウチに大手個別指導校から

やってくる生徒はだいたい未修分野が

残っています。

講師の言い訳としては

生徒の理解に合わせていたら

進度が遅れてしまった・・・

ということになるのですが

それでもプロかよ?

と言いたくなりますよね。

だから、

個別を選ぶのであれば

集団指導がちゃんとベースになっている予備校で

その上で、個別に相当力が入っている予備校を

選ぶべきだと思います。

そういうところは

恐らく、さほど規模的には大きくないため

講師はある程度同じメンバーでやっていたりするから

ノウハウもあるでしょうし

集団指導をベースにしていれば

進度がある程度維持されていたりするので

個別の良くないところがカバーされます。

講師はプロも良いのですが

医大生あたりでも良いと思います。

医大生ならば、合格のノウハウが体に残っているし

受験生に寄り添えます。

しかも、医大生はプロよりも

優れているの点すらあります。

なんせ医学部入試に勝っていますから

習っている科目以外でも

ちょっとした質問位なら

その場で解決できる可能性が高い。

科目間のバランスのとり方などを

心得ている

この辺は大きな利点ですね。

でも、学生講師の場合

東大理Ⅲの学生さんとかは

微妙な場合が多いです。

彼らはもともと優秀過ぎて

ジアタマのレベルが違います。

あなたが開成高校などの出身者なら

話も合うでしょうが

未修科目がある

みたいなレベルの場合

別世界の生き物です。

ティラノサウルスに

草食恐竜の倒し方を習うようなもので

彼らのノウハウは

あなたには通用しません。

そういったところが判断のポイントでしょう。

あと、映像授業を好きな時に見られる

的なものは

成績が著しく低かったり

未修科目があるような方

には不向きの場合が多いです。

授業を聞くだけでは

成績は伸びません。

大事なのは、ある程度、理解をしたら

演習量を確保することです。

だからといって

講義のない塾や予備校は危険です。

参考書こそが一番!

とか言いますけど

私が教えている化学であれば

化学の新研究

という参考書が今の参考書のベストですが

そんなもん、読み通して理解できる受験生なんて

あり得ません。

そんなことができるのは

東大理Ⅲにうかるようなスペックの方だけです。

参考書を読んで理解するよりも

誰かが講義をしてくれた方が

手っ取り早く理解できます。

だから講義は意味があるのです。

あまりにもつまらない授業をする先生が

大手予備校なんかに多いので

そこを逆手にとって宣伝したのと

ネット広告が上手なので

規模が拡大していますが

「授業をしない塾」の実態は

相当酷いもんです。

少なくとも大学受験で上位校を目指す生徒が

行くべき予備校ではありません。

その地区に塾や予備校がないなら

仕方ないと仰るかもしれませんが

それなら、オンラインで

個別指導をお願いすれば良いのです。

医専予備校にはそれが出来るところも

色々あるようですよ。

まあ、色々書きましたが

他校を選ぶ場合のポイントを

いくつかあげてみました。

もちろんこれが全てではありませんが

何かしらの参考になれば幸いです。

ここまで読んでいただいた皆様

ちゃんと医特のネタを書かなかったでしょ?

一番は

医特の体験を受けて頂くことが

お勧めなんですが

他校を選ぶ

ということを前提にしたときは

こんな基準をもってみるのも良いかと思います。

ま、そんな感じで

ごきげんよう!