医学部受験対策【面接編】

医学部受験対策【面接編】

面接は医学部入試の一つであることをしっかりと認識しましょう

「面接くらい、その場での受け答えで何とかなる」と思っていいる受験生も多いことでしょう。

はっきり言って、甘いです!

面接官は何千何万と「人」を見てきた大人でありプロなのです。

その大人たちからすれば、付け焼き刃の面接なんてすぐにバレてしまします。

医学部受験生の多くが、意外と甘く見ている面接練習

「面接ぐらい、その場での受け答えで何とかなるよ」と思っていても、

いざ面接練習をしてみると、自分が思っていたほどうまく話すことができなかった経験は、

誰でも1度はあるんじゃないでしょうか?

実際に、医学部特訓塾でも面接の指導は年間を通して指導していますが、

自信がある生徒でも初めからうまく話せる生徒はほとんどいません。

面接練習でよく聞く、医学部受験生が困ったこと

面接練習でよく聞く、受験生が困ったこと

  • 頭が真っ白になって、何を話すかがわからなくなってしまった

  • 覚えた原稿をただただ吐き出すだけで終わってしまった

  • その場で返答を考えているので、どこで話を終わればいいかわからなくなってしまった

 そもそも、面接練習のような話し方を日常的にしている受験生はいないでしょう。

普段していないことを、本番で発揮できるわけがありません。

面接も他の勉強と同様、日ごろの訓練が必要です。

1次試験に合格してからの面接対策など、所詮、付け焼刃ですから

百戦錬磨の大人から見れば、簡単にばれてしまいます。

 一番の理想は、きちんとした先生や大人と、模擬面接をすることですが

実は一人でも手軽にできる面接練習があります。

一人でも手軽にできる面接練習

それは、「ひたすらに、自分の面接原稿を音読練習すること」です。

前述の困ったことからも分かるように、面接の肝は「話すこと」にあります。

ですから、自分が考えた原稿があるなら、ひたすらそれを「話す」練習をすればいいのです。お風呂の中やトイレの中で、ちょっとした息抜きの5分間で、あるいは、移動の電車のなかでぶつぶつ言うのでも構いません(※もちろん、ボリュームには注意しましょう)

とにかく、自分の口から自然に言葉が出てくるレベルになるまで、さまざまな面接問答を繰り返し音読してみてください。実際に声に出してみてください

 

その場で返答を考えるタイプの受験生も、やることは基本的に同じです。

質問に対して、基本的な筋道をたてて、答え方が毎回同じでなくとも構いませんので、流暢に話すことを意識して、声に出す練習をしてみてください。

今のうちからしっかりと対策をしましょう

最後に、繰り返しになりますが

この訓練は、今のうちから実践しないと意味がありません。1次試験に合格してからでは絶対に間に合いません。

(※小学校の学芸会練習と同じです。何週間もかけて劇の練習をしましたよね?)

やればやるだけ、本番でも安心して受け答えできるようになりますよ