2019年1月4日
今回の記事では、私達医学部特訓塾の冬の名物授業である「ひたすら」講座が
何故、奇跡を毎年起こすのかを説明してみようと思います。
まず、大前提となるのは、ひたすら講座の前段階として
医学部特訓塾では、基礎講義も演習も数回実施しており
ある程度の基本的な学力が形成されている状態である、ということです。
つまり、今日から勉強を始めるような学力の生徒が「ひたすら講座」を受講しても
その効果は全くと言ってよいほどないと思います。
ある程度の下準備ができた段階でのみ「ひたすら講座」は力を発揮します。
ひたすら講座は、2日や3日間、徹底的に1つの科目をやりこみます。
超短期間に大量の問題を解きこみます。
解説の中で、同じような議論が繰り返し用いられていたり、
先程出てきた知識が再び登場するので、アタマの中に印象的に知識が入り込みます。
そして分野が異なっても共通の考え方や話題が出てくるので
ぶつ切りになっていた知識が有機的につながるのです。
そしてその知識が新鮮なうちに
最後の仕上げの大テスト大会が実施されます。
大テストでは
1回ごとに同じような議論が繰り返され、
何度も間違えながら、徐々に自分の苦手を攻略し始めるのです。
次第に点数が上がっていくことが自分の自信にもなり
また大量のアウトプットを通じて知識が深まり得点力が上昇するのです。
真剣にテストを受け
解説講義を聞き知識や考え方を修正する。
1日で、「50分テスト+40分解説」を6セット繰り返す。
今年の化学班のエースの惇君は昨年の大テスト大会で成績を伸ばし、
センター本番で自己ベストをたたき出しました。
そして今年はすべての模擬試験で偏差値70超をキープしました。
これが「ひたすら講座」の凄さなのです。
私の25年以上の指導歴の中で編み出された感覚でその年度の生徒にちょうど良いレベルの問題を
セレクトしていきます。
だから伸びるのです。
そんなひたすら講座の2日目が終わり、今日は大テスト大会。
塾生諸君の飛躍を期待します!
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