2019年2月21日
こんにちは!
化学担当の本田です。
皆様ご機嫌麗しゅう・・・。
今日は金沢医大の後期入試。
医学部特訓塾ではこの時期になると
受験場に行く生徒が極端に減ります。
既に合格を果たしている人もそうですが、
補欠待ちの生徒もいます。
私達は、埼玉後期以降は、
後期の受験を強くは勧めません。
極端に定員が少なく倍率も高いため
一定以上の学力がなければ
逆転合格は難しいからです。
もちろん、本人が受けたいというのに
「やめておけ」
とは言いません。
自分が受けたいというのであれば
最大限応援しますし
対策の指導も実施しています。
しかし、
この時点で一定以上の結果が
出ていない生徒に対しては
合格可能性の極めて低い
後期入試をダラダラと受験させるよりも
一旦気持ちを切り替えさせて
次のステップに進んだ方が
賢明だと思います。
3月の終わりまで
再始動を先延ばしするよりも
3月に入ったら、
4月から良いスタートが切れるように
準備を始めた方が得策です。
一部の予備校関係者に聞いた話ですが、
ある医専大手では、
1次を一つも引っかからずに
全滅した生徒に対して
予備校サイドが
「最後まであきらめるな!」
と言って
しつこく後期入試を受験させ続けることが
奨励されているようです。
理由としては
受験を一日でも長く続けさせ、
他校の説明会や体験授業に行く気を奪い
予備校を変わりたくても
どこも選べていない状況をつくり
そのまま自校で継続せざるを得ないように
仕向ける意図があるそうです。
これが本当だとすると噴飯モノですよね。
受験しても
絶対に無理だと分かっているのに
なんだかんだ言いくるめて
試験を続行させ、無駄金を使わせ、
挙句に予備校の移籍を阻止する・・・
ここ数年、
こういう傾向で仕事をさせられることが多い、
とその他校の職員はぼやいていました。
ウチの継続生
(すでに今年度最終合格をしています)が
一年前に継続を決めた際、
以前にいた予備校の友達を
ウチに誘ってくれたそうです。
それまで一次すら引っかからなかった
その塾生は
ウチに移籍して1次試験なら
複数合格できるようになり、
ウチに移籍すれば
友達も成績が伸びるだろうと思い
自分が継続生になるタイミングで
一つも1次試験を合格できていなかった
友達に声をかけたそうです。
しかし、
激しい予備校の説得工作に疲れ果て
ウチへの移籍を断念したその生徒は
今年も結果が出なかったそうです。
ここ数年、医学部専門予備校業界も
色々と荒れているなあ、と感じます。
かつての名門予備校が
高校受験大手に買収されたとたん
内部の空気が悪くなったとか
色々な話を聞きます。
そこに在籍している生徒さんの一人は
先程書いたように
後期入試を受けろ、受けろ、と言われて
出願を強要されたそうです。
外部模試も受けていないから
自分の位置が分からないため、
予備校が受けろ、と言えば
可能性があるんじゃないかと思って
出願するしかないですよね?
そうやって再スタートが遅れることは
果たして受験生のためになるんだろうか?
私達なら冷静に無駄撃ちはさせないだろうな
と思います。
真面目なタイプが
こういう予備校サイドの
営業戦略の犠牲になるのは
見過ごせないなぁ…
私は、
現時点で、病欠以外の理由で
1次試験に一つも通っていないならば
次年度に向けて
再スタートの準備に入るべきだと
考えております。
参考にして頂ければ幸いです。
ま、そんな感じで。
See you !