2020年11月26日
おはようございます。
昨夜のトレーニングで全身バキバキの
筋肉痛に悩む医学部合格請負人こと
医学部特訓塾の本田です。
皆様、ご機嫌麗しゅう・・・。
日本シリーズが終わりましたね。
まさかの巨人2年連続4連敗。
熱狂的ジャイアンツファンの塾生のF君は
今日は落ち込んでいるはずです。
巨人は本当に弱いのでしょうか?
いいえ違います。
圧倒的な選手層の厚さ。
メジャー挑戦の菅野や
2冠王の岡本、2000本安打の坂本
広島で大活躍した丸などの主力以外にも
良い選手だらけです。
その証拠に巨人から捨てられた選手が
他球団で大活躍することは
毎年話題になりますよね?
今年の巨人は強かった。
ペナントレース中は圧倒的でした。
しかしマジックが点灯してから急激に失速し
その悪い流れの中で日本シリーズを迎えました。
だからやられたのです。
ここまでやられると
二度とホークスに勝てないのではないかと
感じますよね?
これって医学部入試に似ていませんか?
実力があると言われる多浪生が
秋になると失速し始め
受験期には負のオーラを出し始め
全滅してしまう。
こういう光景はどこの予備校でもあると聞きます。
全滅がトラウマになったりするのです。
逆に
学力では全然だった現役生や一浪生が
まさかまさかの連戦連勝を果たすこともあります。
昨年は医特でも
化学が完全な未修で入塾した生徒が
初戦の岩手で勝ったのをきっかけに
ほぼ全勝に近い勝利を果たしました。
勢いなんでしょうね。
もちろんある程度の学力は必要です。
でも、全統記述模試が入試そのものではないし
共通テスト模試が入試そのものでもないのです。
模擬試験は受けたその日の力をはかるだけで
返却された今日現在の学力を示すものではありません。
模擬試験が良くても
そこから先、流れが悪ければ合格できないし
模擬試験がカラキシでも
その後で奮起して合格を勝ち取る生徒は
いくらでもいます。
現役生なんて
相当なトップ校にいない限り
模擬試験の時に仕上がっていることはありませんから
E判定連発でも合格します。
ここからの奮起が大事だし
入試の流れも大事です。
だから私は行きたくなくても
しっかりと滑り止めを受けて
合格の味を体感させてほしいのです。
私は、よく受験指導をする際に
川崎や金沢を受験するように勧めますが
それはそこに進学させたいのではなく
一次合格を果たすことで
自信をつけ、勢いを作ることが目的なのです。
医特の塾生であれば
ちゃんとやってきた大概の生徒は
川崎や金沢の問題には余裕で打ち勝てます。
かなりの高確率で一次合格を掴めます。
もしも行きたくなければ
二次試験に行かなければいいのです。
でも、一次合格をしておかないと
一生一次すら合格できないのではないかという
呪縛にかられてしまいます。
まあそう言っても
実際に指導に従って岡山遠征をしてくれる生徒は
そう多くはありません。
色々な思いもありますから
それを阻止することは出来ません。
でも、周りが一次合格を果たしたときに
自分だけ(本当は自分だけではなくても)
合格できていないと感じると
大概の生徒は凹みます。
自分だけは永久に受からないのではないか?
そんな不安に駆られます。
だから受験においては
あえて勢いをつけるための戦略を
取るべきだと私は考えます。
ジャイアンツを振り返って下さい。
彼らはプロですよ。
野球エリートです。エリート中のエリートです。
そんな彼らでも
昨年の4連敗のトラウマにやられました。
今年も途中から
明らかに嫌な流れだったと思います。
受験生のメンタルなど
脆弱なものです。
プロでも何でもない心優しい受験生が
過酷な医学部入試に打ち勝つには
勢いをつけることも重要です。
まあ、私の戯言を真に受ける方は少ないと思いますが
予備校経営を始めて約30年。
大学受験生を長年見てきた者として
心優しい子が増えてきた実感があるから
ちょっとそんな話を書いてみただけです。
受験生諸君が
つまらない意地や偏差値ランキングなどという
下らないもののせいで
浪人を長引かせることなく、
一年でも早く医師として活躍する道を
選ばれたらいいのに
と思っております。
ま、そんな感じで。
See you !