catch-img

2026東北医科薬科大学解答速報

1 出題分析 数学

1-1 大問1 微積分(数Ⅲ)

 (1)が解けてしまえば、以降は問題なく解ける問題だが、(1)が解けなかった人が多いのではないかと予想する。

普段通りに、3次関数を g(x)=x^3+bx^2+cx+d  のように未知数を設定して、条件にあてはめてしまうと、

値を出すことが困難になってしまう。

「r(x)=g(x)e^x」のまま、微分して f(x) の条件を g(x)の条件に書き換えることが出来るか?が重要となる。

また「g(a)=0, g'(a)=0」から『g(x)はx=aで接する』かつ「g(3)=0」より

『g(x)=(x-a)^2(x-3)』と表せたか?

この2つが重要なポイントとなる問題だった。

1-2 大問2 数列

 (1)が誘導だと気付ければ(2)までは出せただろう。

 (3)も『(1)の誘導を用いる』と気付ければ、比較的安易に答えが出せるが、力業で計算しても出せる。

 (正確かつ素早い計算力が要求されるが・・・)

1-3 大問3 順列・組合せ

 文字の多さに怯まずに、1つひとつ検証できたがポイント。

 組合せが出せれば、次の順列は「並べ方の総数」なので

 最小値(最大値でもよい)を基準に考えて、いかに見落としなく「組合せの総数」が出せたが重要となる。

1-4 数学に関する所感

東北医科薬科に限らず、現時点(1月24日)までの今年度(2026年)の数学の入試傾向を分析すると、

「馬鹿正直に解くと詰まってしまう問題」が多く見受けられる。

少し工夫して解こうとする「思考力」が問われているのだろうと思います。

2 出題分析 化学

大問は4題で全問とも選択肢を選ぶ形式で例年どおりであるが、難易度は易しめであった。

2-1  大問1 周期表に関する問題,無機化学の問題

周期表に関する知識を問う出題が2問,それに関連付けて無機化学の基本的な知識も問う出題が3問であった。金属の色や単体で存在するのかどうかだとか硫化物の色などをきちんと覚えていれば得点源となる問題であった。

2-2 大問2 反応速度の問題

    問1は化学反応式に関する表が作成できればイ楽勝の問題

    問2は1次反応の場合,濃度に関係なく反応物が半分になるまでの時間が一定であることが分かっていれば難しく   ない。

    問3は半減期の基本的な計算ができれば正解できる問題。これは絶対に落とせない。

    問4も反応速度の基本的な理解ができていれば正解できる問題。

    問5は「律速段階」を理解できていれ必要がある。与えられた表の値を比較する際に少し計算が面倒くさいが,比例関係にあることは容易に見抜けるだろう。

    問6は反応速度定数を単純に計算するだけの問題。

2-3 大問3 無機化学の問題

問1~3は,遷移元素に関する基本的な知識があれば解ける。

問4は両性元素に関する知識があれば難しくない。

問5は簡単な計算問題。

2-4 大問4 有機化学とヨウ素滴定の問題

    問1~4は有機化学の基本的な知識があれば落としようがない問題

    問5~7はヨウ素滴定の問題である。問5は酸化還元の基本的な知識があれば解ける。

    問7は医特の前期に扱う理論の演習問題や冬期講習会で扱った基礎力完成篇の教材にも類似の問題があり,真面目に授業を復習していれば難なく正解できただろう。

2-5 講師所感

  他教科次第ではあるが,昨今の東北医科薬科大のレベルアップを考えると、化学に関しては

  合格点は75%程度であろう。現役生でも十分に高得点が狙える出題であった。

本田 哲生
本田 哲生
医学部特訓塾代表。化学科講師。東京大学教育学部卒業。東京大学理科二類に在籍中の1992年から,杉並区阿佐ヶ谷の地で大学受験の専門塾を設立。30年以上,大学受験の指導を続けている。どうしようもないダメな生徒を自宅に下宿させ国立大学医学部に合格させたことを契機に,医学部受験指導を開始,医学部受験指導も23年に及ぶ。2008年に小柏先生と共に医学部専門予備校である医学部特訓塾を立ち上げ現在に至る。医学部特訓塾代表であり,同時に現場に立ち続ける化学講師でもある。

説明会申し込み

無選抜でも脅威の合格率を達成する「合格方程式」や開校以来「合格保証制度」を掲げる真意をご説明いたします。

資料請求

医学部特訓塾の強みを端的にまとめています。
医学部受験情報も発信しております。

医学部特訓塾の強みを端的にまとめています。医学部受験情報も発信しております。

無料体験授業

「わかる」から「自分で解ける」までのプロセスを医特名物の「居残り演習」で体験していただけます。