東京女子医科大学 化学の傾向と対策

今回は、東京女子医科大学の
化学の傾向と対策について述べたいと思います。

目次[非表示]

  1. 1.東京女子医大の難易度と傾向は?
  2. 2.具体的な対策
    1. 2.1.問題Ⅰ
    2. 2.2.問題Ⅱ以降
    3. 2.3.2019年の問題Ⅱ-A
    4. 2.4.問題Ⅲ
    5. 2.5.2018年の問題Ⅱ
    6. 2.6.問題Ⅲ
    7. 2.7.2017年の問題Ⅲ
  3. 3.動画
    1. 3.1.硫化水素が絡む溶解度積
    2. 3.2.〜弱酸・緩衝液・塩のpH〜
    3. 3.3.糖のメトキシ化


東京女子医大の難易度と傾向は?

東京女子医大の化学の問題は難易度は標準的な良問です。
卒業生達の声と自己採点結果を分析すると
だいたい例年7割が合格ラインだと思われます。
出題範囲は全般的であり、妙な偏りは少ないです。
ただし、分量は多く、テキパキと問題を解く練習が必要です。
過去問も標準的な問題が多いのでスピード練習として赤本をやることも
良いと思いますが、まずはセンター対策を十分に行い基礎学力をつけることが大事です。
正誤問題も意地悪な感じのものはほとんどなく
正当に努力してくれば高得点が望めると思います。
液面差のある水上置換の問題などは過去何度も出題されており、
手前味噌ですが、私のYouTube講義にもそれをテーマにした回が
ありますので、是非それを視聴して頂きたい(笑)。
気体の問題や反応速度の問題有機の構造決定の問題など
出題頻度が高いですが典型問題のオンパレードなので
標準的な問題集を十分にやりこんでおけば大丈夫です。


具体的な対策

問題Ⅰ

具体的な話をしましょう。
問題Ⅰは小問集合です。
センター試験よりは細かい知識もありますが、全般的に難易度は高くないですから
今日から土曜日まではまず赤本の問題Ⅰをすべてやること。
センター対策にもなるはずです。

問題Ⅱ以降

問題Ⅱ以降は理論と有機・高分子を中心としたの出題です。
これは私のYouTube講義が大いに利用できます。
付帯的に分析すると


2019年の問題Ⅱ-A

2019年の問題Ⅱ-A は「イオン交換樹脂」

問題Ⅲ


問題Ⅲは「硫化水素のpH」
いずれも私のYouTube講義で言及しております。

2018年の問題Ⅱ

2018年の問題Ⅱの「液面差のある水上置換」

問題Ⅲ

問題Ⅲは「油脂」
いずれも私のYouTube講義で言及しております。

2017年の問題Ⅲ


2017年の問題Ⅲでは「糖のメトキシ化」
問題Ⅴでは「アミノ酸の等電点」や「イオン交換樹脂」
これらもYouTube講義をご覧いただきたいところです。

動画

硫化水素が絡む溶解度積


〜弱酸・緩衝液・塩のpH〜



糖のメトキシ化




本田 哲生
本田 哲生
医学部特訓塾代表。化学科講師。東京大学教育学部卒業。東京大学理科二類に在籍中の1992年から,杉並区阿佐ヶ谷の地で大学受験の専門塾を設立。30年以上,大学受験の指導を続けている。どうしようもないダメな生徒を自宅に下宿させ国立大学医学部に合格させたことを契機に,医学部受験指導を開始,医学部受験指導も23年に及ぶ。2008年に小柏先生と共に医学部特訓塾を立ち上げ現在に至る。医学部特訓塾代表であり,同時に現場に立ち続ける化学講師でもある。

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