東京女子医科大学 化学の傾向と対策
今回は、東京女子医科大学の
化学の傾向と対策について述べたいと思います。
目次[非表示]
- 1.東京女子医大の難易度と傾向は?
- 2.具体的な対策
- 3.動画
- 3.1.硫化水素が絡む溶解度積
- 3.2.〜弱酸・緩衝液・塩のpH〜
- 3.3.糖のメトキシ化
東京女子医大の難易度と傾向は?
東京女子医大の化学の問題は難易度は標準的な良問です。
卒業生達の声と自己採点結果を分析すると
だいたい例年7割が合格ラインだと思われます。
出題範囲は全般的であり、妙な偏りは少ないです。
ただし、分量は多く、テキパキと問題を解く練習が必要です。
過去問も標準的な問題が多いのでスピード練習として赤本をやることも
良いと思いますが、まずはセンター対策を十分に行い基礎学力をつけることが大事です。
正誤問題も意地悪な感じのものはほとんどなく
正当に努力してくれば高得点が望めると思います。
液面差のある水上置換の問題などは過去何度も出題されており、
手前味噌ですが、私のYouTube講義にもそれをテーマにした回が
ありますので、是非それを視聴して頂きたい(笑)。
気体の問題や反応速度の問題有機の構造決定の問題など
出題頻度が高いですが典型問題のオンパレードなので
標準的な問題集を十分にやりこんでおけば大丈夫です。
具体的な対策
問題Ⅰ
具体的な話をしましょう。
問題Ⅰは小問集合です。
センター試験よりは細かい知識もありますが、全般的に難易度は高くないですから
今日から土曜日まではまず赤本の問題Ⅰをすべてやること。
センター対策にもなるはずです。
問題Ⅱ以降
問題Ⅱ以降は理論と有機・高分子を中心としたの出題です。
これは私のYouTube講義が大いに利用できます。
付帯的に分析すると
2019年の問題Ⅱ-A
2019年の問題Ⅱ-A は「イオン交換樹脂」
問題Ⅲ
問題Ⅲは「硫化水素のpH」
いずれも私のYouTube講義で言及しております。
2018年の問題Ⅱ
2018年の問題Ⅱの「液面差のある水上置換」
問題Ⅲ
問題Ⅲは「油脂」
いずれも私のYouTube講義で言及しております。
2017年の問題Ⅲ
2017年の問題Ⅲでは「糖のメトキシ化」
問題Ⅴでは「アミノ酸の等電点」や「イオン交換樹脂」
これらもYouTube講義をご覧いただきたいところです。